信用情報に傷があっても家が欲しい!住宅ローンを組むまで。

信用情報に傷のある人間が住宅ローンを組もうとする話です。組めた時点で終わります。誰かの参考になれば嬉しいと思い書いていきます。

マンションを買うときにダメだなと思った仲介業者

今回は信用情報関係というより仲介業者について思うところがあったため書こうと思います。

特に住宅ローン関連でひどいと思うことが多かったです。

 

中古住宅を買う際は仲介業者を通すケースがほとんどかと思います。一生のうちで家を買う機会なんて1回くらい。それ故に買主は無知な状態からスタートしています。仲介業者から言われたことに対してもそんなものかなと思ってしまいがちですが、自分は思うところがあり途中で切りました。

長くなりますが下記、不満に思った点です。

 

質問に対して一般論・推測で回答。

疑問点があれば質問します。その回答が一般論だったり「思います」程度の回答だと信用できなくなります。本当にきちんと調べた上での回答なのかと。

自分はあるマンションについて修繕費が安すぎることを質問しましたが「この住戸数だとこんなものですよ」と回答されました。他の同程度の住戸数と比較して安すぎるため質問しているのに回答になっていません。具体的に大規模修繕時に臨時での請求があったりするのかなど気になり質問しているのですが納得感はゼロです。これは単純にできない営業マンなだけかも知れませんがとりあえず何かしら回答しておけばいいという感じがあります。個人的には回答に多少時間がかかってもきちんと調べたり根拠となる資料を提示しながら説明してくれた方が納得できます。

 

物件を大事にしない

ベランダを見ようと思ったときに室内用スリッパのままで出てもいいですよと言われました。一度ベランダに出たスリッパで室内に戻るのは抵抗があったのですが「クリーニングするんで」と言われました。しかし売主に確認すると既にクリーニング済みで引き渡しまでに再度実施することはないとのことでした。その場だけの思いつきで話している感じも抵抗がありましたが仲介業者が物件を大事にしていないと思われた時点でダメだろうと思います。

 

住宅ローン事務手数料などローン関連の費用が見積書に入っている

この事務手数料は銀行に払うものでなく不動産会社の事務手数料として費用計上されているケースです。仲介業者を通すことで適用される金利が安くなる場合もあるなどと言われましたがそんなわけないと思います。10万ほど見積もられていましたが、そもそも上限の設定された仲介手数料にさらに上乗せするために別名目で請求しているだけです。グレーです。

そして実際の事務内容はこちらが書いた申し込み用紙を銀行に持っていくだけと思われます。

 

住宅ローンを選ばせてくれない

やたら事前審査をするよう言われ、申し込み用紙を渡されました。

自分は金利について変動か固定かの希望すら伝えていません。その状態で地銀の申し込み用紙を渡されたのですが銀行すら選べないの?と思いました。

まあ地銀は落ちたのですが、そもそも金利やプランも不明。

その後「フラット35なら可能性があリます!最近は固定を選ぶ人も多いです。だから申し込み書に記載してください」と一方的に言われました。一切選べないの?

あと開示した信用情報を見せてくださいと言われましたが、そんな個人情報をホイホイ見せる訳がない!

勝手に申し込まれている

仲介業者はやたら申し込みさせてこようとします。こちらは地銀の事前審査が通ったら申し込みますねと伝えていました。ただ時節柄、頻繁に会うわけでもないため申し込み用紙に記載はしておきました。(その時の申し込み額についても希望を聞いてもらえなかったのですが売主との交渉すらしないのかと不満が…)

で、地銀は落ちたのですがその連絡の際に「他にも申込者がいます。でもこちらの提示額より安い値段です。売主は審査さえ通ればこのまま売りたいそうです」的なことを言われました。でも自分は事前審査が通ったら申し込むといっただけで正式に申し込んでいません。あとこの急がせる感じも何か嫌。この時点で不信感がマックスになり切ることを決めました。

切ったらどうなったか

その仲介業者から電話がかかってきました。別に問題ないですよね?と聞いたら法律的には問題ないですが…と言われました。仲介手数料に加えて住宅ローン事務手数料を請求する方は法律的に問題ないのかと思いました。

発生した問題ですが売主はその仲介業者を通して申し込み済みという認識だったため経緯説明がちょっと面倒ではありました。あと多少の罪悪感で嫌な気持ちになりました。

 

住宅ローンの話

結局その仲介業者を切ったため自分でネット銀行等で事前審査を行い契約をしようと思ったのですがネット銀行の事前審査に信頼性がなく契約できませんでした。

そのため売主が指定した銀行の店頭から事前審査をすることになりました。ネット銀行の事前審査で契約出来ないことは予想していたためアルヒのフラット35での承認も取っていたのですが、それも含めてネット経由だからと信用されないのはちょっと誤算でした。ただアルヒは店舗も持っているため間を取り持ってもらうなど相談すれば何とかなるかも知れません。フラットの場合は仕組み上、事前審査の信頼性に限界があるのかも知れませんが相談だけはしてみようと思っています。

 

今回、仲介業者に対して不満に思った点をざっくりとまとめました。賃貸であればともかく数千万のマンションを買うのであれば気になることも多いです。住宅ローンにしても今後長く背負うことになる借金なので自分で選んで納得して決めたいです。

質問に対してきちんと回答をもらえたり、住宅ローンについても丁寧な説明やヒアリングがあれば自分で選択していると思え納得できたのかも知れませんが今回の仲介業者に高額な仲介手数料を支払う気はしませんでした(住宅ローン手数料は論外)

 

今回のことで仲介業者を信用できなくなりました。

 

この話は終わる